ぼくが天文を意識したのは、小学校の林間学校で夜にバンガローから連れ立ってトイレへ行った時に見えたオリオン座がきっかけでした。
それまで本の中でしか見たことのなかった「星座」は、とても大きく、明るいものでした。
なにせオリオン座ですからね。
1等星を2つも持つそれは、冬の空でひときわ目立ちます。
なのに!うちからはあまり見えないんです!
敷地の角に望遠鏡を置いていて南側が建物でふさがれるものだから、観望できる時間が限られるのです。
西側に街灯が明るいため、真西も苦手です。ちょっと北ならどうにか。
なので、こういう屋根入り写真が量産されます…油断するとすぐ!
そんなこんなでDSO撮ってんだか壁撮ってんだか分かんない写真が山盛りなんですが、ごくたまーに満足できることだってありまして。
これでも自己最高傑作です!
分子雲がここまで大きく拡がりながら、羽根の部分の構造をつぶれず残せたのは初めてです。
画像処理をしっかりしないでSharpCapのLive Stackだけですから、ライブ感を持ってここまで見えたことで大満足です!
「もっと上手くなりたい!」という気持ちもそれなりに強く持っていますが、この辺をウロウロするのも楽しいんじゃない?と思っています。