へぼてんブログ

めっちゃ楽しそうなのに下手なおっさんとして天文趣味の裾野を広げます!

オリオン大星雲!

ぼくが天文を意識したのは、小学校の林間学校で夜にバンガローから連れ立ってトイレへ行った時に見えたオリオン座がきっかけでした。
それまで本の中でしか見たことのなかった「星座」は、とても大きく、明るいものでした。

なにせオリオン座ですからね。
1等星を2つも持つそれは、冬の空でひときわ目立ちます。

なのに!うちからはあまり見えないんです!

f:id:zhya_a:20220201231058p:plain
南側が苦手な立地!

敷地の角に望遠鏡を置いていて南側が建物でふさがれるものだから、観望できる時間が限られるのです。
西側に街灯が明るいため、真西も苦手です。ちょっと北ならどうにか。

なので、こういう屋根入り写真が量産されます…油断するとすぐ!

f:id:zhya_a:20220201231755j:plain
h-χ二重星団(NGC869,NGC884),8秒x4枚,8秒7枚,8秒x9枚をSharpCapでLive Stack

そんなこんなでDSO撮ってんだか壁撮ってんだか分かんない写真が山盛りなんですが、ごくたまーに満足できることだってありまして。

f:id:zhya_a:20220201225330p:plain
オリオン大星雲(M42),30秒x51枚をSharpCapでLive Stack

これでも自己最高傑作です!
分子雲がここまで大きく拡がりながら、羽根の部分の構造をつぶれず残せたのは初めてです。
画像処理をしっかりしないでSharpCapのLive Stackだけですから、ライブ感を持ってここまで見えたことで大満足です!

「もっと上手くなりたい!」という気持ちもそれなりに強く持っていますが、この辺をウロウロするのも楽しいんじゃない?と思っています。

はじめまして

初めましての方は初めまして。そうでない方はこんにちは!
雑兵Aという名前でTwitterをやっています。せっかくなので*1ブログを始めました。

小型機材で電視観望がメインです。
SharpCapでライブスタック画像を「見たまま保存する」くらいで、天体写真と呼べるような画像処理や撮影はしていません。
いつか撮影もしたいです!


1986年のハレー彗星ブームに乗せられて天体望遠鏡を買ってもらったのが、一応のはじまりです。
もちろんハレー彗星は見えず、翌87年の金環食も雨で、その望遠鏡はお月様をちょっと見たくらいであまり使われず仕舞われていました。

ハレー彗星(平塚市博物館 こだわりの100選 より)
平塚市博物館「こだわりの100選(ハレー彗星)」より


再スタートのきっかけは、2019年秋に「星をもとめて」という天文イベントに何となく参加したことです。
あいにくの曇り空でしたがイベントはこの上なく楽しくて、KYOEIさんブースの電視観望デモでわずかな雲間を突いて見せて下さったのに虜になりました。
kyoei-tokyo-astrodivision.hatenablog.jp
こんなに夢中になれる趣味のきっかけを与えて下さって、KYOEIさんには足を向けて眠れません!

30年もブランクがあるので、天リフさんの「元天文少年」そのものです。
reflexions.jp
ほぼ一からのスタートで、2年経っても新しいことばかりで楽しいです!

『天文ガイド』に載ることも目指していなければ、誰かに何かを教えられるような知見もありません。
万年初心者が右往左往する姿を優しく見守って頂ければうれしいです。
失敗の記録も残すので、誰かの役に立てばいいな。

最後まで読んで下さってありがとうございました。
これからもよろしくお願いいたします。