へぼてんブログ

めっちゃ楽しそうなのに下手なおっさんとして天文趣味の裾野を広げます!

観望会の「機材テスト」名目でお試し観望(会)をしました

昨晩は素敵な施設で電視観望をさせて頂きました。

いいでしょう?こんな素敵な施設があるんですよ!

観望会イベントを行う「機材テスト」名目で、お試し観望を楽しみつつ(ぼくが)、せっかくなのでその場におられる方々にも楽しんでもらえればなー?と。

立ち寄って下さった皆様にも楽しんで頂けた様子で、もしお愛想でなく楽しんで頂けたなら本当にうれしいです。

施設様が培われた信頼を既存しないよう様々に慎重を期すよう心掛けましたが、とてもとても大変でした。
以下、感想です。役に立つ記述はありません。(本当にありません)

 

1.北極星が見えない!

建物に囲まれた中庭で、やはり北極星が見えませんでした。
設置を南寄りにすれば北極星が入りますが、南天の天体*1を主な観望対象に想定したため、極軸合わせはあきらめました。

電視観望の短時間なら影響は軽微に止まると期待して、観望対象が確実に入ることを優先しました。
とはいえ他に大きく開けた場所がないか検討したいです。

 

2.機材が重い……

バランスウェイトだけで肩が砕けそうになります。
機材の軽量化をされる理由がよく分かりました。
波動歯車装置(ハーモニックドライブ等)やカーボン三脚、いいなぁ!

軽さは正義

 

3.トークとの両立が難しい

お客様とお話をしながらSharpCapのパラメータを調整してお客様の意外な質問にどう答えるか考えてSharpCapの様子を見て……ほとんど無理では?

ASICAPの方が観望会では使いやすいかも知れません。

 

4.画面が小さい

15インチノートPCで、SharpCapを操作する画面そのままにご覧頂いていました。
「機材テスト」名目のお試し観望とはいえ、いくら何でも小さかったと思います。

できれば液晶モニタを持ち込んで拡大表示すれば……
SharpCapはツインモニタービュー機能で、撮像画面ビューをできるんですよね*2
これ使えば上手く見て頂けるかなあ?

 SharpCap ユーザーマニュアル様より引用しました。https://sharpcap-jp.sakura.ne.jp/SharpCapUserManual_JP-web/10_.htm


5.絶対的なスキル不足

何もかもスキル不足を思い知ります。
分かっていたとはいえ何もかもが足りない。本当に難しいです。
もう一度、天文教育普及研究会の最高のマニュアルを読み返さなくては。*3

天文教育普及研究会編集『宇宙をみせて』(恒星社厚生閣、2,013年)

天文教育普及研究会による最高の天体観望会マニュアル

6.まとめ

上手くできたかといえば課題が多すぎる「機材テスト」でしたが、立ち寄って頂けた方々が楽しそうにして下さった&施設様の好意的なご様子から、胸をなで下ろしてよさそうに思っています。

楽しかったです!*4

*1:「色つきのオリオン大星雲」で驚いて欲しい!

*2:SharpCapユーザーマニュアル

*3:ごく一部だけ「世界天文年2009参加・実施マニュアル」として公開された資料に書籍と同様の記述があるようです。

*4:「本番」として「開催」できるように、これからしっかり準備します。